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Adobe製フォトレタッチ「Photoshop Express」が過去最大級のメジャーバージョンアップ

AdobeがiPhone/iPad用にリリースしているフォトレタッチアプリ「Photoshop Express」がメジャーバージョンアップし、インターフェイス等が一新された。ファーストリリース以降、「最大」と言える変化だ。
既存ユーザーからは「使いにくくなった」という声もあるため、既に使っている人は「注意」だ(そして既存ユーザーにとっては、もう一つ重要な「注意」ポイントがある。後述する)。ただ、「新アプリ」として見てみれば、特に使い勝手の悪いアプリではない。写真の雰囲気をガラっと変える、いわゆるInstagram的なフィルタ機能と、色温度などを自分で調整するレタッチ機能、両方を1個のアプリで利用できる、「撮影した写真のレタッチなら、まずはこれ」という感じのアプリだぞ。

Adobe Photoshop Express

いわゆるInstagram的なフィルタ機能も搭載されている。一部フィルタは有料(アドオン)だ。

色温度の調整など、マニュアル型のレタッチ機能も一通り搭載されている。

ノイズ除去機能なども搭載されている……のだが、これは有料(アドオン)だ。

そして、既存ユーザー向けの「注意」ポイントは、前バージョンの有料アドオンが使えなくなった、という話があること。前バージョンで、上記のように「一部レタッチ機能を使うための有料アドオン」を購入した人も、新バージョンでは改めて同様の有料アドオンを買う必要がある、という旨のレビューが投稿されているのだ。編集部内では、そもそも前バージョンで有料アドオンを購入していた人がいないため、確認できていない。

上述のレビューが事実であれば、「実質的に新バージョンなのに『別アプリ』として出す」というようなケースに準ずるような問題だろう。

Adobe提供のクラウド型写真ストレージ「Revel」との統合も行われた。ただ「Revel」は月額500円(初回30日間無料)なので、iOS機だけで使うとすると、ちょっと高い。LightroomなどのAdobe製品をヘビーに使っている人向けだろう。

Adobe Photoshop Express

 

投稿日時2013年09月14日09時00分 | カテゴリー: アプリ | このエントリーをはてなブックマークに追加

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