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歩くのさえイヤな人のためのランニングアプリ【無料編】

社会人、あるいは主婦になり、めっきり運動しなくなったという人は少なくないハズ。運動したいけどジムはお金がかかるし、なんだか敷居が高いし、何より通うのがメンドクサイ。だったら近所をランニングすればいいじゃん!と思うも、走ること自体キライだから、結局やらずじまいに、なんてことも。こうして、健康体になりたい!とか、そろそろ産後ダイエットをしなきゃ…なんていう思いはいつの間にか忘れ去られ、1年経った健康診断で自分の体重に驚愕、なんてことがくり返されているのではないだろうか。

やる気はあるけど、どういうわけか続けられない、という人のために、米情報サイトTechHiveがランニングを継続して習慣化させてくれるアプリを紹介してくれている(参照:6 running apps for people who don’t even like to walk)。ここではiPhone、Androidともに無料で使えるアプリを紹介しよう。

執筆:greendou

GymPact

ジムに行くお金がモッタイナイ!と思っている人には、「GymPact」は持って来いの無料アプリ。週3回以上走るというノルマをこなさないと、サボった回につき5ドル(約500円)以上、罰金として徴収されるというペナルティーシステムがついているのだ。罰金の金額は自分で変えることもできるので、より確実にランニングを定着させるために倍額にしておくと良いかも知れない。

同アプリは、次に紹介する「RunKeeper」というランニングアプリと連携しており、「RunKeeper」を使用した運動が「GymPact」上の運動としてもカウントされるためには、最低でも時速約4キロ×30分以上のペースで走らなければならない。ちょうど1マイル(約1.6km)のノルマが設定されているというわけだ。もっとも、必ずしもランニングだけが運動ではないので、ジムでの運動はもちろん、ヨガ、ボルダリングなど、各運動施設での運動もちゃんと30分の運動としてカウントされる。

「GymPact」は、クレジットカードやPayPalシステムの登録情報を読み込んで使用するが、きちんとノルマをこなしていれば課金されることはない。しかし、日曜日の真夜中までに一週間のノルマを達成できなければ、しっかりとペナルティーは徴収されていくのだ。徴収されたお金はアプリ開発者の懐に入るのかというと、そんなことはない。なんと、きちんと一週間の目標を達成した人たちに還元されるというシステムになっているのだ。1回の運動につき平均して30~40セント(約30~40円)再分配する仕組みとなっており、自分も頑張ったらこの配当を受けられるというのがなんともウレシイ。配当が10ドル(約1000円)まで貯まったら、PayPalのアカウントにて払戻しを要求することも可能。ちゃんと走れば儲けもんという、とってもおいしいアプリなのだ。

iTunes App Store で見つかる iPhone、iPad、iPod touch 対応 GymPact – エクササイズをして現金で報奨金をもらう
GymPact – Google Play の Android アプリ

RunKeeper

「GymPact」でランニングの記録を残すためには、「RunKeeper」に接続しなければならないが、自分がした運動すべてを記録して満足したい人向けのアプリが「RunKeeper」だ。ランニングのみならず、ウォーキングした場所をすべてマップ上に表示してくれる上に、走ったペースや時間、消費カロリーまで見れるから、モチベーションはかなり上がる。

特にランニング初心者にとってはありがたいモチベ向上機能がついているので、無料アカウントだけでも十分に事足りる。だが、有料のプロアカウントにする、もしくはアプリ内で購入をすると、このアプリで出来ることは更に広がるのだ。全てのフィットネスレベルに合わせたトレーニングプログラムが組み込まれており、心拍数のモニターをつけて脈拍を測り、リアルタイムで音声合図を受け取ることもできる。

iTunes App Store で見つかる iPhone、iPad、iPod touch 対応 RunKeeper ランニングもウォーキングも GPS 追跡
RunKeeper ランニングもウォーキングも GPS 追跡 – Google Play の Android アプリ

Charity Miles

「Charity Miles」では、時間や距離をGPS機能でトラックしてくれるが、すべては自分の日々の成長や体重の変化などを記録するためではない。このアプリではその名の通り、チャリティーのために走る、というコンセプトがあるのだ。ランニングでもウォーキングでも、いずれの場合であっても1マイルにつき25セント(約25円)、自分が選んだ募金先へ寄付できるという仕組みになっている。自転車での運動でもよいが、その場合は寄付金額が1マイルにつき10セント(約10円)となる。募金したお金は後援団体の100万ドル単位の共同出資として寄付されることとなり、寄付先としては、「Autism Speaks」(自閉症のための支援団体)、「the Leukemia and Lymphoma Society」(白血病とリンパ腫患者のための支援団体)、「the ASPCA」(動物保護団体)、「Habitat for Humanity」(住宅支援を行うNGO団体)などの他にもたくさんある団体の中から選べる。

ランニングが終わったあと、アプリから、自身のツイッターまたはFacebook上でつぶやくことの許可をもとめられる。つぶやく内容はアナタの協力に感謝する旨なのだが、あくまでもオプションなので、必要のない限りスキップ可能ではある(つぶやかなくてもFacebookでのログイン自体は必須となっている)。最短で0.1マイル(約160m)からでも募金に参加できるので、スーパーでの行き帰りなどで手軽にチャリティー活動ができる点も魅力だろう。手始めに使う分には良いアプリかも知れない。

iTunes App Store で見つかる iPhone、iPad、iPod touch 対応 Charity Miles
Charity Miles – Google Play の Android アプリ


photo credit: darkmatter via photopin cc

 

投稿日時2013年10月25日12時32分 | カテゴリー: アプリ | このエントリーをはてなブックマークに追加

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