iPhone用のメモアプリの中には、「クラウド対応」を謳うものもある。何が良いのかというと、iPhoneで作成したメモを他のiOSガジェットやPCで扱えるし、その逆もできる。出先で思いついたアイディアやブログに書きたいフレーズなどをiPhoneでメモしておけば帰宅後にPCでその文章を開くことが可能だし、逆に、PCで書きかけのレポート、今度の旅行の計画などのテキストデータをクラウドに放り込んでおけば、そのデータをiPhoneで参照し、修正したりすることが可能なのだ。
この手のメモアプリとして、iOS7な現在、最もオススメなのは「1Writer」。iCloudのみならずDropboxやEvernoteにも対応している点と、エディターとしての基本的な使い勝手が良い点、そしてiOS7デザインである点が特長だ。

・1Writer – Ngoc Luu

設定内でクラウド周りのログイン設定を行う。ログインを行っておくと、「Folders」画面のフォルダ新規作成時に、「Dropbox Folder」といった項目が表示される。自分のDropbox内にフォルダを作成し、そのフォルダ内のファイルを「1Writer」から扱う、という仕組みだ。

「Dropbox Folder」として作成したフォルダ内に新規ファイルを作成し、保存すると……。

そのテキストが、Dropboxのフォルダ内に保存される。従って、帰宅後にPCからファイルを開くことができるのだ。PCで編集を行い保存すれば、次回iPhone上で「1Writer」を使って当該ファイルを開いた際、その編集が反映されている。

ただ、一つ注意点として、1Writer上で作成したテキストは、改行コードがLFになってしまい、Windowsのメモ帳アプリなどでは正常に開けない。「秀丸」などの高機能テキストエディタを使う必要があるようだ。

・1Writer – Ngoc Luu