デジカメや一眼レフで撮影した写真を、人気の写真共有コミュニティ「Instagram」に投稿する人も多い。SDカード内に保存された写真をPCに移し、iPhoneを接続するなりして写真をiPhoneに送り、iPhoneの「Instagram」アプリから写真投稿を行う……という手順で作業しているはずだが、これは面倒だ。
「Instapic」は、PCでInstagramを閲覧したり「いいね！」したりするためのPC用フリーソフトなのだが、なんと、写真投稿機能も搭載されている。つまり、PCに取り込んだ写真をiPhoneに転送する必要なく、PC上からそのまま「Instagram」に投稿できるのだ。
……ただし、最大の問題は、Win8（かRT）専用だということ。Macユーザーはもちろん、7以下のユーザーも利用できない。Win8の全画面アプリ（旧名称「Metroアプリ」）なのだ。


・InstaPic app for Windows in the Windows Store

そもそも、Win8の全画面アプリ（旧名称「Metroアプリ」）を使ったことがない、という人も多いはず。MSのストアサイト上でインストールを行うと……。



以後、Windows8のスタート画面上にアプリが表示されるので、ここから起動する。Windows起動時に全画面に表示されてイラつく、あの画面が「スタート画面」だ。
つまり、デスクトップ画面を使っている場合は、Winキーでスタート画面を呼び出す → スタート画面からアプリを起動、という手順になる。



初回起動時にInstagramのユーザー名とパスワードでログインを行う。



基本的には、Instagramの自分のTLやポピュラーなどを閲覧したり、「いいね！」したりするためのアプリだ。写真投稿は右上のカメラボタン。



「Choose」をクリック。

HDD内の写真を選択することができる。マイピクチャが開かれるので、マイピクチャ内に「Instagram投稿用写真」フォルダなどを作成し、投稿したいファイルを当該フォルダ内に保存しておくと良いだろう。

写真選択後、まずは、iPhoneアプリで投稿を行う場合と同様、正方形にトリミングを行う。



トリミングを行うとエディタが開く。見ての通り、様々な機能が搭載されている。

iPhoneアプリとは異なるが、フィルタも用意されている。

キャプションを付加してアップロードを行う。位置情報は付加できないようだ。

アプリを使った場合と同様に、Instagram上に写真投稿が行われるぞ。