iPhoneのカメラで自分撮りをすることってありますよね。液晶を見ながら表情を作ってシャッターボタンをタップ……ってやってる人が多いですけど、あのやり方は、はっきり言って間違いです。特にちょっと薄暗いレストラン等だと、肌がザラザラな汚い写真しか撮れません。iPhoneのカメラでキレイな自分撮りを撮影するテクニックをまとめて紹介します。

新常識1：iPhoneの背面カメラで撮影するとキレイに写る

iPhoneのカメラは、なかなか高性能です。特にiPhone5だと、Appleもカメラの高画質さをアピールしまくっています。でも、高画質なのは、あくまでiPhoneの背面カメラ、つまり液晶画面の反対側についているカメラだけです。インカメラ、つまり液晶画面の側についているカメラは、ビデオ電話などのために付けられた、必要最小限の性能しかないカメラなんです。



iPhone5のサイトでも宣伝されているのは、全て背面カメラの話。性能の低いインカメラだと、特にちょっと薄暗い環境で、めちゃくちゃ汚い写真しか撮れません。



だから、自分撮りをする時に、インカメラを使うのは間違いです。背面カメラで自分撮りをしないと、肌がザラザラになったりしちゃうんです。
……でも、背面カメラで自分撮りをしようと思うと、二つ問題がありますよね。

・液晶画面を見れないから、そもそもシャッターを切れない
・どこが写っているのか分からないから、上手く自分撮りをできない

この二つの問題を、解決しましょう。

新常識2：画面を見なくてもシャッターは切れる

iPhoneのカメラは、タッチパネルにシャッターボタンが表示されています。シャッターボタンを押すとシャッターが切れる、と思っている人もいるかもしれませんが、正確に言うと、ちょっと違います。「シャッターボタンを押して、指を離したときにシャッターが切れる」のです。

だから、シャッターを切るときに画面を見る必要はありません。画面を見ながらシャッターボタンを押して、iPhoneの背面カメラを自分に向けて、角度を調整してから指を離せば良いんです。
また、iPhoneの側面にある音量の「+」ボタンもシャッターの役割を果たします。だから、画面を見ず、「+」ボタンを押してシャッターを切る手もあります。

新常識3：画面を見ないと自分が写ってるか分からない？

ケータイの頃から、画面を見なくても「ここ！」という角度で自分撮りを撮るのが上手い人っていましたよね…。あのテクを身につければ良いんですけど、実際、結構難しいです…。でも、iPhoneの背面に鏡があれば、あのテクがなくたって大丈夫です。「エツミ コンパクトカメラアクセサリー マジックミラー(セルフ撮影用) E-1831」は、デジカメに貼り付けるための鏡シール。鏡を見ながら自分撮りをできるんです。iPhoneの背面にも貼れますよ。

新常識4：シャッター以外の方法で撮影を行うアプリもある！

話が戻ってシャッターの問題なんですが、シャッター（ボタン）以外で撮影を行うためのアプリもあります。こういうアプリを使えば、シャッターを押す必要がなくなりますから、画面が見えなくても大丈夫ですね。両方とも有料アプリですが、自分撮りを撮影する機会が多い人は購入しておくと便利なはずです。




・声シャッター – ハンズフリー&かんたんカメラ – Shamrock Records, Inc.
・Touchless Camera – Adrien Olczak

特にオススメなのは「声シャッター」。声で撮影できるアプリです。……外で自分撮りのために声を出すのはちょっと恥ずかしいですけど、自分の部屋とか、友達と一緒の写真を撮る時とかだったらとっても重宝です。
「Touchless Camera」は、iPhoneのスピーカーの少し下にある、「近接センサー」というパーツを使って撮影を行うアプリです。スピーカーの少し下あたりに手をかざすだけで撮影できるので、画面が見えなくても大丈夫です。

執筆：NRK