iPhoneのカメラ、明るいところで写真を撮ると凄くキレイに写るんですけど、暗い場所に弱いですよね。いわゆる手ブレのせいで、細部がボヤけたブレブレの写真になってしまうことが多いです…。
iTunes Storeには、「手ブレ防止」を謳うカメラアプリがいくつもありますが、その中で異彩を放つのが、今回紹介する「Capture (Time Machine)」。他のアプリとは一味違う、かなりの「チカラワザ」で、手ブレのない写真を強引に撮影させてくれるアプリなんです。「手ブレ写真になってしまったら絶対イヤだ」という場面で使うために、最終兵器としてインストールしておきましょう！

・Capture (Time Machine)

「手ブレ」の原因は、撮影時にどうしてもiPhoneを少し動かしてしまうことです。だからなるべくiPhoneを動かさないように、そーっとシャッターを切るのが手ブレ防止の「基本」です。また、iPhoneが動いていないタイミングを見計らってシャッターを切る、という「手ブレ防止用アプリ」もあります。
でも、こういうことをやっても、やっぱり手ブレ写真は出てきます。「Capture (Time Machine)」は、こうした手ブレ防止テクを全部否定します。その代わりに、どんな「チカラワザ」で手ブレを防いでくれるかというと…。

起動されている間、とにかく写真を連写しまくるのです！
つまりですね、「iPhoneを少し動かしてしまう」から手ブレ写真になるんですけど、連写しまくっていれば、その中には1枚くらい、iPhoneを動かさなかった、手ブレのない写真があるはずなんです。「Capture (Time Machine)」は、その1枚を求めて写真を連写しまくるアプリです。このスクリーンショットだと明らかに手ブレしてますけど…。

シャッターボタンをタップすると、それまでに連写しまくった写真を順に見ていくことができます。中には1枚くらい、手ブレのない写真があるはずです。この画面では右上に拡大表示があるので、「手ブレしてるかどうか」を判断しやすいです。手ブレのない1枚を見付けたら左下のボタンをタップ。

その写真のみをカメラロールに保存することができます。…「連写しまくる」ということは、シャッター音が鳴り続けるということなので、ちょっと恥ずかしいですが、「絶対に手ブレのない写真が欲しい！」という場面で使いたいアプリです。
筆者は、今度香港に旅行に行く予定です。「100万ドルの夜景」の写真、どうしてもキレイに残したいので、このアプリを使おうかなと思っています。観光地なら、シャッターが鳴りまくっても、多分そんなに恥ずかしくはないですよね…。

執筆：NRK

・Capture (Time Machine)