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【悲報】あまり廉価じゃない廉価版iPhone5c、メインターゲットの中国で一番不人気!

9月20日、待望のiPhone5s, iPhone5cが発売された。発売までの数ヶ月にわたり、アップルが「廉価版」であるiPhone5cを発売するのは、中国でのシェアを拡大するためだと言われてきたことはご存知の方も多いだろう。5sよりも格安な値段で新顧客を獲得するという目論見だったが、実際は5sとさほど変わらない値段で発売。世界中でも5cが疑問視される中、メインターゲットの中国でも不人気だと、米AppAdvice.comが伝えている(参考:The Chinese Dislike The iPhone 5c More Than Everyone Else In The World — AppAdvice)。

執筆:greendou

米Localytics.comによると、中国における、iPhone5s, iPhone5cの発売後3日間での携帯電話の全売上げのうち、91%を占めたのは5sだった。本場アメリカでは76%、世界では82%なので、著しく高い数値を叩き出したと言えるだろう。

5cが当初の想定より高い値段で発売されたとはいえ、この結果には驚かざるを得ない。同メディアはこの理由を、中国でのゴールド人気に見出しているようだ。中国では金はとても縁起の良い色として知られている。iPhone5sに新しくゴールド色の機体が加わったニュースが出た際の情報の飛び交いようからもうかがい知れよう。

他方で、iPhone5cが一番人気な国は、意外にもイギリスである事が明らかになった。アメリカを始め、5sの売上げは5cの約3倍を誇っているが、イギリスではその値を下回る結果となっている。

イギリスは未だ景気回復中にあり、商品価格に敏感な消費者にとっては5cの方が魅力的に映ったのだろう。また、電話市場への助成金が少ないイギリスでは、そもそもの販売価格が高めに設定されているということも一役買っているようだ。

アップル社によれば、両モデル合わせた売上げは、発売開始から72時間で、既に900万台に上るという。

中国では、アメリカと同時発売となったのは今回が初めてだった。

 

投稿日時2013年09月25日19時21分 | カテゴリー: ニュース | このエントリーをはてなブックマークに追加

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