Google検索が15周年を迎えた。誕生した1998年以前、人々がどうやって物事を検索していたのか、想像がつくだろうか？

あれから15年経ち、世の中は大きく変わった。何百億もの人がネットを使うようになり、Webは急成長を遂げ、今やポケットにすっぽり収まる電子機器でも様々な事が検索可能になっている。

しかし、Google検索はまだ始まったばかり。この先いかなる風に改善されるべきか、Google検索の公式ブログ、英Inside Searchから、今後の予測とともにお話ししよう（参考：Fifteen years on—and we’re just getting started – Inside Search）。

執筆：greendou

Googleとの自然な“会話”

Googleとの“会話”はもっと自然になされるべきである。毎度携帯電話を取り出したり、わざわざ入力作業を経なくてもGoogleを使えるようになるというのが理想的だ。現時点ではまだその段階には達していないが、音声での操作機能は既に大幅に進んでいると言える。

全てのデバイスでGoogleを使いこなす

数週間後には、iPhoneまたはiPadにてGoogleの新検索アプリがダウンロードできるようになる予定だ。今回のアップデートでは、すべてのデバイスを通じて、リマインダーを受けることが出来るようになる。だから、例えばNexus 7上で、Googleにおいてオリーブオイルを買うようリマインダーを設定したとしても、店内に入った際にはちゃんとiPhoneに通知が来るようになるのだ。Google Nowでのリマインダー機能も使える。

よりシンプルで統一されたモバイルデバイス上のデザイン

各デバイスでのGoogle検索の新たな見た目や使用感にも注目されたい。より簡潔かつシンプルなデザインで、画面タッチに最適化されるようになっており、検索結果に至っては、欲しい情報を即座に見付けられるよう、カードに書かれたような表示となっている。

Google検索は、少しでも人々の重労働を軽減できるように、より良い検索結果を出せるようにしたり、Googleで検索しなくても何か手助けとなるようにしたりなど、今後もさらなる進化を遂げていくつもりだ。少しでも人々の日々の忙しさを緩和できるようになることを切に願っている。だから、Googleに対しては、この先もさらに難しい問いかけをし続けていって欲しい。Google検索はまだ始まったばかりなのだから。